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新彊 転倒事故170名が病院へ――小学校の休み時間の悲劇

2010年11月29日

【新唐人2010年11月30日付ニュース】新彊ウィグル自治区のアクス市の小学校で11月29日、転倒事故が発生。児童170名が病院に送られ、1名が危篤です。 

事故の起こったアクス第五小学校は、休校になりました。学校の教師によると、100名余りが検査を受け、そのうち57名が負傷しました。
 
アクス第五小学校 教師
「病院で観察中なのは50名余り。2人帰宅したばかりです。危険がなく、大丈夫だったので、親も安心しました。明朝、数名が帰宅できるでしょう」
 
情報によると、児童1名が重症で、命の危機を脱していません。
 
29日の昼休み、児童が多数、階段に押し寄せ、2階から1階へ向かう手すり階段が断裂。前にいた数名が倒れ、後ろの児童も重なるようにして転倒しました。
アクス第五小学校 教師
「一番下の手すり階段が歪んで、児童が落ちました。前にいた児童が転んで、後ろの子も転び、重なって押しつぶされました」
 
けが人4名を収容した病院の医師によると、主に新彊の少数民族の児童だそうです。
 
アクス市病院 医師
「今、何人かは腹部の損傷で、手術が終わったばかり、検査をします。ここには4人います。他の科もいるでしょう」
 
アクス市の警察に、事故の調査状況を尋ねました。
 
警察官
「まだ動いていません。夜、発表されるから待って、今は何も聞かないで」
 
しかし、30日の朝4時50分の時点で、何の発表もされていません。
新唐人テレビがお伝えしました。
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